

【レオナとコツブ】
徘徊するレオナ(左)
珍しくシェルターの外にいるコツブ(右)
◆脱皮不全は恐ろしい。
レオナが1回やったことがあって、顔の周り、手足、お腹の下側と
あちこちに脱ぎきれない皮をくっつけていた。
その頃のレオナは人見知りが激しくて、人が近くにいるとケージに隠れる、
ピンセットで餌を食べるなんてありえない、ハンドリングなんかもってのほか
という状況だった。
しばらく様子見したが一向に綺麗になる気配はなく、
このままでは指が欠落する恐れもあったので
嫌がって暴れるレオナを捕まえて、ぬるま湯に浸したタオルの上を歩かせたりした。
(これは飼育書に載っていた方法)
しかしこれではダメだった。
次にピンセットで地道に取る方法を選択。
お腹や目の周りはなんとか取れたが、手足の指に難儀した。
その時にはもう皮が硬くなって、体にくっついていたからだ。
皮を湿らせながら、なるべくレオパに負担がかからないようゆっくりはがす。
それでも痛がって逃れようとするレオナを見て心が痛んだ。
脱皮不全は飼い主の責任だからだ。
日ごろから水の管理をきちんとし、脱皮が近いと思ったら
いつも以上に湿気を与える。(霧吹きを多めにするなど)
私がレオナの皮が浮いていたのに気付かず、そのままにしたため
湿気の少ない状態で脱皮、あげくそんな事態に陥ってしまった。
結局レオナの足指1本が欠損する結果となった。
◆それから脱皮には注意していたつもりだった。
だが、昨日私がコツブケージを掃除する間、
ハンドリングしていた家人が、コツブの足指がないのに気付いた。
なんと2本も!
今までまったく分からなかったよ・・・
基本的に給餌はシェルターから顔を出しただけで、
掃除するときも別のケージにぽそっと置いて
体を詳しく調べる機会がなかったのだ。
(普段は私一人で生き物の世話をしている)
いや、見ようと思えば見られたはずだが、
コツブの場合、体に皮のカスをつけてることがなかったので
きちんと脱皮できてると思い込んでいたのだ。
いつ脱皮不全を起こしていたのか、それすら分からない。
気がついたら欠けていた。
最悪だ!
レオパの飼育に慣れたつもりでいたら、思わぬ落とし穴があった。
レオナもコツブも、指が落ちたときどれほど痛かっただろう。
もう生えてこない指。
爬虫両生類は手がかからないというが、やはり毎日のチェックは必要だ。
犬や猫と違う部分で気をつけなければならないことが多い。
犬猫以上に、体の不調を訴えないし。
もっと健康に注意してあげなければ。
*)ヒルヤモリなど、壁チョロ系の場合、指がなくなるのは死活問題らしい。
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【縦横無尽のヒルヤモリ】
ヒルヤモリの写真は天地が分かりにくい。
◆ヒルヤモリに蜂蜜を与えてみた。
水で薄めてさらさらにしたものを、小動物用の水入れに入れて壁に設置。
飲んでいる姿は見られなかったが、しばらくして確認すると
意外に減っていた。
できれば舐めている姿が見たいものです。
![050815_2133~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050815_2133~0015B15D.jpg)
しかし時間がたつほど減りが悪くなる。
蜂蜜は長くもたないと言われていたが、やはり味が落ちると舐めないらしい。
もって1日か。
さっそく撤去した。
◆前々から懸案だった竹ピンセット。
ネットで調べると300円〜2000円と幅広く売っていた。
相場で4〜500円。
通販は面倒だというので家人が作ったのがこれ。
![050815_2135~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050815_2135~0015B15D.jpg)
画像の都合上、先だけアップ。
全体で20cmぐらい。
コオロギの触覚までつかめる優れものです。
足を落とすのは試してませんが(面倒なので)
暴れるコオロギの体もしっかりつかめるし
とりたてて不自由はなし。

![050814_2239~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050814_2239~0015B15D.jpg)
![050814_2250~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050814_2250~0015B15D.jpg)
【子供サイズイエアメガエル】
まだ子供のこしあん。
このちまい感じが可愛い。
◆ヒッキーもすごい食欲だが、イエアメガエルも負けてない。
といいますか、ある意味イエアメの方がひどい。
ヒッキーはピンセットを餌だと思って攻撃することはあっても
人間の手に飛びつくことはなかった。
ところがイエアメは・・・
飢えているときは人間の指にくらいつく。
遠くだから大丈夫と思っているとビョーン!とすごい跳躍力で
飛びついてくる。
あっと思ったときはもうアメの口に指が入ってる。
うーむ、こりゃコオロギもたまったもんじゃないな。
昨夜ついにやられたんですよ、私も・・・
しかも大小2匹に。
夕方こしあんのプールの水を換えてやり、その時フンを発見したので
ピンセットで拾ってたんです。
まだ明るいうちから枝に出てきてたこしあんは
無表情にじーっと座ってまして、まさか手を狙うとは思わなかった。
火水木と小さめコオロギ4匹づつやり、金はナシで土に2匹。
そして日曜ですよ。
それでそんなに飢えてると思わないじゃないですか。
ちなみに指も立ててません。
ピンセットを普通につかんでた、人差し指の第1間接に
いきなり食いついたんですよ。
爪の形が、何か独立した小さな生き物に見えたんでしょうかねえ・・・?
でも咥えてすぐ離しました。
「あ、違う」と思ったのかどうか。
口は離しても、吸盤でべったり手にからみついて全然とれない。
私も慌てて手をケージから出したもんだから、こしあんも一緒にケージ外へ出てしまった。
蓋の上にちょこんと座ってるこしあん。
小さいと思って甘く見ていたら、とんでもないヤツだ!
小さくてもイエアメ、小さくてもイエアメ・・・(教訓)
捕まえるとしっとり冷たくて気持ちいい。
「イエアメは手で持ったときの感触が最高」と書いてあるブログを見たけど
本当にそのとおり。
他にもしっとり系のカエルをさわったことありますがイエアメは別格。
さわり心地の良さはカエルの中でも1、2を争うのではないかと思う。
ここだけの話・・・口の中もしっとり気持ちよかった。
冷たくてとても柔らかい。
皮膚の感触とわりと似てると思った。
ケージに戻そうとしても手によじ登ってきて
一向に降りようとしないので、プールにこしあんの体を入れて
淵に吸盤をひっかけて外した。
そしたらつるっと滑ってプールに顔を突っ込んでしまい、
ばたばたもがくこしあん。
おーい、カエルが溺れてるぞー。
まあ、すぐ顔上げて落ち着きましたけどね。
もともと溺れるほどの深さはないし。(水深1.5〜2cm程度か)
起き上がれないようなら助けてあげるつもりだったので
「溺れたカエルを助ける」という貴重な経験をするところだった。
◆この日はもう1匹のイエアメガエルにもやられた。
ヒッキーと双璧をなす、攻撃的食いしん坊・ダイズだ。
枝にとまって完全に寝てるときの目になっていたので
その顔を撮影しようと思い、ケージに携帯を入れたとたん、パクッ!
うわああああ!!!
お前、寝てたんじゃなかったのかー!?
騙されたー!
こしあんの時は右手人差し指第1間接。
今度は携帯を持っていた左手薬指第2間接を横からパクリ。
こしあんは指先だからまだ理解できるが、ダイズは何を思って食いついたのだろう。
第2間接だけ別の生き物に見えるとは考えられないし、
小指や人差し指のように、手の端で目立つ指ならまだしも・・・
ただ単に目の前で動くものがあったから飛びついただけなのかな。
それにしたって何倍も大きな相手に対してチャレンジャーすぎ。
ダイズは食いつきが甘くて、勝手に落っこちていきました。
1日に2回も食いつかれるとは・・・
そんなに今日の私は美味しそうだったのか。
昨日のダイズはやたら飢えてた。
なぜだろう?
1日おきに丸々とした成虫3〜4匹与えてて、
土曜日(前日)にもやったばかりなのに。
◆ダイズといえば、どうも肥満らしい。
ぷっくり丸い体型になったのは分かっていた。
でも肥満レベルには達していなかったはずだが、
(今まで載せたダイズの写真を見て欲しい)
昨日しみじみ観察すると・・・うーん、これはちょっとなあ。
年齢ではなく、肉のつきすぎによって皮がシワになり始めてる。
考えてみれば、日中はいつも寝てる場所でじーっとして
夜になったら枝に出てきてそこでじーっとして
たまにプールにつかってじーっとして、
「じーっと動かない」生活なんだよね、ダイズって。
大食漢だというので、一体どれほど食べさせればいいのか分からず
様子見ながら与えていたが、3〜4匹では多いらしい。
これからは1日おきに1〜2匹にしてみよう。
人間と同じで一度太ると、食事を減らしてもなかなか痩せないらしいですね。
ああ、困ったもんだ!
◆実はダイズ以上にデブった者が1名。
テヅカミネコメガエルである。
テヅの餌は家人が与えていて、いつも落下傘部隊のように
コオロギたちがケージ内に散っていった。
テヅもあまり動かないのでエネルギー消費が少ないはずだ。
改めて餌やり表を見ると週3回のときがあった。
その前の週が1回だったのでそれで調節したのかもしれない。
1回の給餌で6〜7匹だったので、これでは多いらしい。
今後は3〜4匹に変更して様子を見よう。
以前「テヅケージに30匹放したら狩りつくすのだろうか」と書いたが
デブった姿を見ると必要以上に狩るらしいと分かった。
やはり飼い主がカエルの命を握っているのだ。
「飼育下のカエルの場合、餌が少なくて死ぬことはまずないが
餌の与えすぎで死ぬことはわりとある」という飼育書の言葉を
もう1度考えてみよう。

![050812_2231~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050812_2231~0015B15D.jpg)
![050812_2229~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050812_2229~0015B15D.jpg)
![050812_2226~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050812_2226~0015B15D.jpg)
![050812_2228~001[1].jpg](http://yuyama.seesaa.net/image/050812_2228~0015B15D.jpg)
【綺麗な色のイエアメガエル】
元気になったこしあん。
鼻の傷も目立たなくなった。
◆昨夜はひととおり餌をやり、泥のように寝た。
今日は今日で、たまった洗濯物を片付けたあと
来客があるので部屋を掃除したり、買い物にいったりで
生物たちを眺める時間がなかった。
それでもコツブケージの掃除だけして、あとは客待ち。
2時すぎ、お客がやってくる。
当然生物たちを披露したわけだが、「爬虫類は気持ち悪い」の一言で終わり。
あんな綺麗なヒルヤモリですら、爬虫類という理由で興味を持ってもらえなかった。
それなら両生類はどうだ?とカエルたちを見せる。
イエアメたちは隠れて寝ていたのでなかなか気がついてもらえず
ヒッキーのところに案内すると、お客さんがケージの前に出した指を
餌だと思って狙いをつける始末。
だが、偉そうに威嚇してくる姿や、がたんがたん歩く姿には喜んでいた。
ヒッキーは多少面白がってもらえたようだ。
今日も昼前にコツブケージを床に降ろした。
皆で話してる最中、ふとレオパケージを見ると
レオコケージのすのこの上にコツブが乗っかっているではないか!
また脱走だ!
コツブケージを見ると蓋が1cmほど開いている。
来客があるので慌てて掃除したため、蓋がカチッというまで閉めてなかったらしい。
ちゃんと閉まってない蓋をこじあけ、いつのまにかそこから逃走。
すのこの上で何するでもなくボーっとしてました。
(やることないなら逃げなきゃいいのに)
しかしどう見ても開いた蓋よりコツブの胴体の方が太いんだけどなあ・・・
レオパは体が柔らかいからわずかな隙間でも体をねじこめるんだな。
捕獲した際、客にさわるか?と聞いたら「嫌だ」と言われてしまった。
がさがさしてそうで嫌なんだと。
好きな者からすれば、背中のぶつぶつまで可愛いのにね。
*)コツブは20cmぐらいの水槽で飼ってます。

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