
【囚われのヒルヤモリ】
柵ごしに見えるヒルヤモリ。
ケージ上部の蓋の隙間から撮影。
覗き見したような不思議な画像。
◆午前中は曇っていて、かなり蒸していた。
ケージ内の湿度が高く(75%)、そのせいかヒルヤモリも全然姿を見せない。
タッパにも姿が見えず。
そうそう、タッパのオスはひそかに入れ替わっているらしい。
いつも同じオスと思いきや、1号(シッポがガタガタ)と2号(わりとまっすぐ)の2匹が
時々交代していたようだ。
このヒルヤモリは都内のショップで購入した。
ネットで「ヒルヤモリ扱ってます」の文字を見たあと
店に行く前に、まだ生体がいるか電話で確認した。
その時、メス1匹、オス2匹(計3匹)のセット販売であること、
オスは2匹とも再生尾であること、
そのため3匹で2匹分の価格になることなどを聞かされた。
我々は「再生尾?体に悪影響があるわけじゃなし
ただの見た目の問題なら構わないよね」と
至極気楽に迎えに行った。
実は再生尾のヤモリは見たことなかったのだ。
子供の頃、尾が切れた直後のヤモリや
切れてくねくねしてる尾は見たことあったが・・・
正直いって真剣に観察したことはない。
ヤモリ(レオパ)を飼い始めていろいろ調べるうち
再生尾は価格(価値)に影響があることを知った。
尾を切った直後は体力も失われているのだろうか?
ヤモリにとって尾の自切は「死ぬよりマシな最後の手段」だろう。
ということは精神的にかなりダメージを負っているはず。
尾を再生させるまで神経質になるかも・・・
だが店で対面したヒルヤモリはシッポも生え
元気いっぱいに走り回っていた。
本当に見た目以外、差はないんだな。
買ったその日は動きが目で追いきれず
個体差もよく分からなかったが
慣れれば違いに気付いた。
模様が全然違う。
メスは顔見ただけでわかる。
一方オス同士は・・・シッポでしか判別できてない。
今のところ。
背中の赤い斑紋も比べれば違うはずだ。
今度じっくり背中を見てみよう。
ようやくオス1匹が姿を見せた。
今は天井にぶら下がってる。
今朝入れたコオロギは1匹減ってた。
おっと、そうこうするうちメスもコルクの頂上から顔を出したぞ。
でも近寄ると逃げるんだな、これが・・・
さっき覗いたときはオスが組み合わせた植木鉢の下に張り付いてるのが
見えたが、今もいるだろうか?
こいつら昼行性のくせに昼間隠れてて夜走り回ったりするんだよなあ。
どうなってんだ。
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【レオナのアップ】
大迫力レオナ。
レオパは正面から見るとなんか変な顔。
◆一斉に水換えをしたあと、冷凍コオロギを16匹解凍した。
今日はこしあん、ダイズ、ヒッキー、レオパ3匹の宴の日。
特にダイズは一昨日大暴れしたばかりだというのに
クレクレうるさい!
ケージを見ただけで、いつでも飛びかかれる姿勢で待ってるから困る。
蓋の上に手をつけば、サッ。違う場所から覗き込めばそっちにサッ。
枝の上で即効向き変えて、じっとこっちを見つめる。
あーもう、夜の間はダイズの世話はできないな・・・給餌以外。
解凍は案外時間がかかる。
表面が解けても中が凍ってるとおなかを壊すので
コオロギをさわって確かめなければならない。
一度解凍してしまったものは、その場で食べてくれなければ
もう使えないので、一度にたくさんやるのは危険だが
今日は16匹いけると踏んで、解かしてみた。
まず、小さめのコオロギをこしあんに。
今日は夕方からずっと深皿の上で寝てたのだが
(昨日に引き続き隠れ家で寝ない)
蓋を開けると顔を上げた。
1匹目、2匹目は難なく飲み込んだものの
3匹目はちょっと大きかったようで
サザエさんの「んがくっく」状態で飲んでいた。
ノドに詰まると大変だから、気をつけないと・・・
ダイズと同じくこしあんもノドの皮が少したるんでる。
丸呑みするカエルの特徴なのかな?
でもテヅもヒッキーもたるんでなかった。
こしあんとダイズだけということは、カエルの特徴でなくて
イエアメの、と考えた方がいいかもしれない。
次にダイズ。
口元に持っていくまでもなく、ケージ内に入れたら飛びついてきた。
枝からジャンプして、コオロギ咥えたまま転げ落ちる。
同じイエアメでもこしあんはここまで飢えてないのに。
いくら大食漢のイエアメといえ、ダイズは食いしん坊すぎ。
元もとの性格の差なのか、ダイズの方が大きい分図太いのか・・・
2匹目も3匹目も近くに持ってってやる前にジャンプしてしまう。
そのたび転げ落ちるのだが、すぐ枝によじ登っていくのは
さすが樹上性カエル。
あさってもこんなに飢えてるのかな〜
もう手は食べないでほしい!
コツブは大きくなるに従って食が細ってきた・・・というか、
レオコたちに近付いてきたというべきか。
以前は毎日すごい勢いで食いついて、5匹でも6匹でも食べたがったが
最近は「いらない」という日があったり、1匹でやめる日があったり。
子供の時期を過ぎたからなんですかね。
とはいえまだ小さいので、がんばって成長してもらいたい。
レオコも珍しくやる気で、いつものように首かしげたりコオロギをペロペロ舐めたりという
前置きナシにかぶりついた!
冷凍コオロギをレオパに与える場合、触覚をつかんで目の前で引きずってやるのだけど
レオコはすぐ前でも見えるのに、レオナは見えてないようだ。
手前で引きずっても全然反応しない。
じゃあレオコにやるかと思い、レオナから離れた場所で引きずると
急にコオロギに気付いて目を光らせて近寄ってくる。
今日もレオコにやろうとしたコオロギを、シッポをグーンと振りながら横取りしてしまった。
でもまあ、すぐに食いつかないレオコも悪い!
コツブ3匹、レオコ3匹、レオナ2匹。
最後はヒッキー。
彼はいつでもよく食べるので申し訳ないと思いつつ
最後になってしまう。
つまり残飯処理・・・ヒッキー、ごめん。
1〜5匹の間ならどうとでも調節ができるうえ、
レオパのように食べない日があるわけでなし、
イエアメのように昼間寝てるわけでなし、
24時間受け入れ準備万端のヒッキーは
どうしても最後の調整係に・・・
今日は2匹残った。
土に埋もれていたが、虫を見せたらすぐ出てきた。
お前はいい奴だ・・・
また今度ピンキー食べさせてあげよう。
その代わりその後1週間は断食になるけど。
今日もまたプールに大量のフンをしてたのも許してあげよう。
16匹、きれいさっぱりなくなった。


【隙間にヒルヤモリ】
写真の左側が天、右側が地。
つまりこのヒルヤモリは頭を上にして垂直になってるのです。
アップでヒルヤモリの写真撮ると
どこが上でどこが下だか分からなくなる。
◆今日は私が仕事に行ってる間、ヒルヤモリのメスが狩りをしたらしい。
取った瞬間は見てなくて、気がついたらコオロギの足が
口から出ていたとか。
いつもながら一瞬の早業だ。
ヒルヤモリたちが我が家へ来て3週間、メスが餌をとってるシーンはあっても
オスのは見たことがない。
ゼリーならよく舐めている。
まさかゼリーだけで暮らしてないよね!?
コオロギを捕らえるのがいつもメスだから
オスは食べてるのかなあと心配になる。
旧ケージでは盛んだった叩きつけも見なくなったし・・・
毎日コオロギを入れると、2〜3匹いなくなってるけど
ケージ内に逃げたものもいるので
一体どれだけ食べているやら。
脱走対策をたてているので、最近は逃げてないと思うんだけどなあ。
◆こしあん、今日は深皿の上で寝てる。
どうしたんだろう。
昨日は枝にいて、最近隠れ家にしてた、大きな葉の間に行かなくなった。
やはり撮影・・・?
でも一番目立つ場所にわざわざ出てきてるのを見ると、
隠れてたのに撮られてストレスってわけでもないのかな。
夜になったらダイズとこしあんに餌やりの予定。
◆コツブはハンドリングの日。
体中チェック、異常なし。
買って来た頃よりかなり成長したが、それでもメスたちに比べると小さい。
大人になったらレオコ・レオナとお見合いさせるつもり・・・だが
うまくいくかどうか。
うちの爬虫両生類の中で、繁殖狙えそうなのがレオパだけなので
コツブは期待の星なのです。
ヒルヤモリのメスが、最近やたらと神経質になったのは
妊娠してるからじゃないか?と家人が言うのですがどーでしょう。
確かに以前は悠々とコルクの上を歩いたり、天井の網にぶら下がったりしてたのに
このごろはチラと顔を見せる程度。
「あ、出てる」と思って近付こうとすると、私がケージ前に到達するより早く
姿を消してしまう。
どんなにそーっと近寄ってもダメ。
一方オスはすっかり慣れて、さわっても基本的には逃げません。
脅かしさえしなければ、近くで手を動かしても全然気にしない。
これでレオパみたいにペロリとしてくれれば・・・
家人が調べたところ、ヒルヤモリはハンドリングも可能らしいですが、
恐ろしくてケージから出せませんよね。
体の小ささ、すばしっこさ、重力無視の機動性、
体を掴む事に成功しても、シッポは切れる、皮膚は剥ける・・・
おとなしくケージの中で暮らしてもらおう。
オスがちょろちょろと動き回ったのでデジカメで撮影。
そのうち載せます。
葉につかまって足を踏ん張ってる様子が可愛かった!


【こしあん後姿】
こしあんはこの場所が好き。
つやつやの背中。
◆久々に仕事行ったら疲れたな。
今日は生物の世話を家人に任せよう。
3時半にはもうこしあんが枝に出てきて
瞬膜出して寝ていた。
昨日隠れ家にいるところを撮影したから嫌がったのだろうか。
ああ、思い出した。
顔と手足に脱皮の皮がついていたので
様子を見るために、取り出してさわったのだった。
異常なところはなかったのでケージに戻したが
ちょっとびびってたな。
あれで行動パターンがおかしくなったのか・・・?
◆昨夜のダイズは凄かった。
それまでは1日おき(たまに連日)に4匹づつコオロギを与えていたが
肥満が心配だったので、餌の数を減らした。
日曜日に3匹、月曜日はなし、火曜日に2匹、水曜日なし
そして昨夜、家人が2匹用意してケージに向かったら・・・
上部の蓋を開けたとたん、さっと顔を上げるダイズ。
虫をはさんだピンセットをケージに入れたその時、
いきなり手に飛びついたのだ。
驚いて虫を落としてしまう家人。
それでも手にからみついてくるダイズ。
そのすきにケージ奥に逃げていくコオロギ。
なんとかダイズをふりほどいて、コオロギの回収にかかる。
ダイズケージは蓋が大きめの金網になっているので
生餌を放しておくと、網の穴から出ていってしまうのですよ。
虫を捕獲しようとケージ内に伸ばした手に、
執拗に食いついてくるダイズ。
それなりの大きさなので、ポトスの葉は折れるわ
手を追い回してジャンプするわ、吸盤があちこちに貼り付くわ
もうえらい騒ぎですよ。
いやー相当飢えてたね。
何日断食してたの?ってぐらい、すごい執念で追ってきたもんなあ。
かなり普通じゃない様子。
樹上性カエルは1日おきに、2匹ずつ、というのは
イエアメガエルには当てはまらないと思う。
「それじゃどのぐらいがいいの?」と聞かれれば
答えようもないのだが・・・
とりあえずダイズにはもう少し与えたほうがいいらしいってのは分かった。
しかしねえ・・・
手ばかり狙って、肝心のコオロギを一切無視してたのは
どういうことなんでしょうか。


【タッパから顔を出すヒルヤモリ】
外の様子を伺っている。
かわいい!
◆昨日入れたコオロギ・・・なんだかいつもより元気なくなってた気がする。
餌入れに入ったら飲まず食わずになるので
その分弱っていくのは分かるが、それにしても昨日のはぐったりしていた。
9匹入れて残ったのが7匹。
餌コオロギを回収すると、それまでじっとしていたのが
急にわらわらし始めるのだが、今回はしーんとしていた。
ピンセットでつかむと手足をばたつかせるぐらい。
小ぶりな1匹はほとんど死にかけていた。
昨日は後ろ足2本に加えて触覚も切っていて、
もしかしたらこれが体力を消耗させる結果になったのかも・・・
ピンセットでつまむだけで簡単に切れるので
何も気にせず毟ってしまった。
その時体にダメージがあったのかもしれない。
考えてみれば一番大事な感覚器官を奪うわけだし。
脱走に関して1つ気付いたことがある。
コオロギは隅っこを好むようで、餌入れに入ったあとも
角のところでじっとしている。
で、外に出ようと目論む別のコオロギが、
じっとしてるコオロギを踏み台にしてよじ登ることがある。
そうすると容器の上に届いてしまうのだ。
いや、実際にはそうやって逃げた場面を目撃したわけではない。
ただ「あ、あとちょっとで出られそうだな」と思う
瞬間を何度か見たので、このように推測してみた。
容器の内壁はツルツルで、よじ登ることはできない。
大きいサイズなら立ち上がればフチに手が着いてしまうが、
ヒルヤモリに与えるサイズのコオロギでは
それこそ踏み台でもなければ届かない。
そこで今回は数も少なめにしてみた。
コオロギが「俺、外に出たいからお前踏み台になってくれよ」「うん、いいよ」と
話し合うわけもあるまい。
偶然踏み台になっているだけなのだから、数を減らせば
踏み台使っての脱走の可能性も減るわけだ。
触覚はそのままにして、大き目のコオロギは足2本
小さめのコオロギは足1本取るだけにした。
◆ヒルヤモリはその名のとおり、昼間活動するヤモリだ。
早朝が一番活発らしい。
だから餌も早朝入れるのがいいらしいのだが、
仕事のある日はとても出掛けにコオロギ捕獲をしていられない。
自宅にいる日も、生活のリズムがおかしいので
世話をし始めるのが昼ごろになってしまう。
ヒルヤモリたちには本当に申し訳ない。
でもこいつら、夜中でもちょろちょろしてるぞ。
よそのブログを見ても、夜動き回ってると書いてあったし
どうなってんですかね。
夜行性動物は猫目のおかげで暗闇でも活動できるというのに
ヒルヤモリは真っ黒な目で平気で暗い中走り回ってる。
これじゃ猫目の立場がない。
そういえばレオパ・テヅは縦長猫目、イエアメガエルは横長猫目だ。
この違いはなんだろう。
あとコツブは夜でも瞳があまり丸くならない気がする。
実家にいた猫の中にも、いつでも真ん丸目で
電気の下で抱っこすると眩しそうに目を細めてるのがいたな。
固体によって猫目の性能が違うのだろうか。

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