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はじめてのレオコ
カエルとヤモリの飼育日記
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日程:2005.10.3(月)〜10.5(水)
宿泊:ビーチホテルサンシャイン

【第3日目の続き】

その後自転車を借りてカイジ浜へ向けて出発した。
集落内の道は白砂で車輪を取られ、走りにくいことこのうえない。
いつ転倒するかひやひやで、周囲の生物を探す余裕もなかった。
といってもこの時刻では爬虫両生類を見つけるのは困難だろう。

やがて舗装された道路に出た。
周囲は草むらばかりで家も人も何も見当たらない。
そこを一本道が通っているだけなのだ。
本来ならのんびりサイクリングを楽しみたいところだが
11:20までにセンターへ戻らなければならない。
汗をかきながら必死にこぐ。
八重山で時間に追われるとは風情がないなあ。

沖縄035.jpg

(▲ひたすら続く道)

途中で横道に入り、でこぼこの道を下っていくと
そこがカイジ浜だった。
ここは潮流が早いので遊泳禁止。
そのため水着姿の観光客は一人もいないが
浜には20〜30人の人がいた。
みんな海に足を浸したり、写真を撮ったり、
景色を眺めたりして、まったりと過ごしている。
木陰にはテントの売店があり、小袋に詰められた星砂が
300円程度で販売されていた。

沖縄037.jpg

(▲美しいカイジ浜のようす)

沖縄036.jpg

(▲浜辺の木にとまっていた謎の鳥)

たくさんの小貝が打ち寄せられていたので、拾って歩いていると
壊れていない貝のうち半分はオカヤドカリ入りだった。
波打ち際にいるのは小さなオカヤドカリばかり。
どうせ痛くないと思って油断していたら指の先を挟まれた!
かなり痛い。
振っても離さないので水につけると、苦しくなったのか
すぐにハサミを離した。
が、今度は波にさらわれて沖に連れ去られそうになったので
急いで救出、浜辺へ置いてやる。
オカヤドカリは水中にいると溺れて死んでしまうのだ。

カイジ浜の美しさに時を忘れ、長居しすぎてタイムアップ。
あわただしく自転車に乗ると、集落目指してペダルをこぎ始める。
浜に出る前、靴を脱ぎ、ビーチサンダルに履き替えていた。
そのまま海に入ったので足が濡れていたが、
センターに着く頃にはすっかり乾いていた。

自転車を返すと観光センターの車で港へ送ってもらう。
時間切れで集落のどこにも寄れなかったのが残念だ。

11:45出航、12:00前には石垣島の離島桟橋にいた。
13:05発ANAなので12:40まで港近くで一休み、
やる気のない喫茶店でかき氷など食べた後
バイクにガソリンを入れて空港へ向かった。
(乗り捨てなのでそのままバイクは放置)

14:00那覇に着くはずが遅れて14:30過ぎ着。
それからタクシーで国際通りへ。
ここで遅めの昼食をとる。

18:00タクシーから降りた場所まで徒歩で戻った。
18:05に空港へ向かうバスがあったのでそれに乗り、
町並みを眺めているうち10分ほどで那覇空港へ到着した。
またもや早めの夕食、空港でゴーヤーかきあげ丼を食べて
20:00羽田へ向けて離陸。
こうして初めての沖縄旅行は終わった。

●今日出会った生物

水牛、謎の鳥、オカヤドカリ

【終わり】
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日程:2005.10.3(月)〜10.5(水)
宿泊:ビーチホテルサンシャイン

【第3日目】

7:00起床。
いよいよ最終日、今日は竹富島へ行く予定だ。
朝食のあとチェックアウト。
ホテルを出る前、最後にヤモリポイントへ向かうと
朝なのに白が1匹、黒っぽいの(目が白い?)が1匹いた。

ホテルから離島桟橋まで10分程度。
8:15にはホテルの駐車場に着いていたので
8:45の高速船に乗れるはずだった。
ところがバイクを見て驚愕。
シートに鳥のフン(レア状態)が
べったり付いてるじゃないですか!

前日の夜、それまで使っていた場所に
他の宿泊客の車があったので
反対側のスペースに停めたのだった。
その時は暗くて分からなかったが、真上に木の枝が
張り出していたらしい。
そこにいた鳥のギフトが見事にヒット!
私のバイクはフンの洗礼を受けてしまったのだ。
なんということだ!

仕方なくウェットティッシュで掃除したが、これが大物。
なかなか拭ききれず、やっと綺麗になった頃には
10分もロスしていた。
こんな事で予定が狂うとは…。

9:00石垣港着。
バイクをとめて桟橋の目の前にあるチケット売り場で
往復乗車券を購入した。
(八重山観光フェリーで1050円)
トイレに行ったり、適当に過ごしているうち乗船時刻に。
竹富から戻ってきた船には、マウンテンバイクを押した女の子もいた。
石垣在住の人だろうか。
自分の自転車を持ち込んで八重山めぐりというのも
楽しいかもしれない。

9:15に石垣港から出航し、わずか10分で竹富島に到着。
港では高速船に合わせてグラスボートが客待ちをしている。
おそらく竹富沖に出るのだろう。
ここは沖縄でも屈指の珊瑚島で、
ビーチの美しさは群を抜いているそうだから
きっと素晴らしい眺めに違いない。
興味はあったが別の目的があったので今回は断念。

陸ではレンタサイクルや水牛観光などの業者が
バンを横一列にとめて待機していた。
それぞれ看板を出しているので、自分の利用したいものを
扱っている車に乗り込めばいいので便利だ。
私たちは水牛車で集落を見学した後、
自転車で浜に出るつもりだったので
その両方をやっている「竹富観光センター」の車に乗った。

沖縄031.jpg

(▲赤煉瓦の家)

土産物屋を兼ねた受付で申し込みを済ませると
待合所で出発時間が来るのを待つ。
今日は初日の雨が信じられないほどの快晴。
自販機でサンピン茶を買って水分確保。
喉が渇いたとき、すぐ飲み物が手に入るとは限らないので
常に1〜2本は持っていなければならない。
熱中症で倒れたりしたら悲惨だ!!

やがて水牛車の用意が出来た。
30人以上客がいたため2つの水牛車に分乗、
私は先に出る車の一番前に座った。
細い棒のようなものが屋根の内部に引っ掛けてあったので
これで牛のお尻を叩いてコースを歩かせるのかと思ったら
全然違った。
なんと水牛はすべてのコースを記憶しており、
自分の判断で歩いていくのだという。
集落の中は自家用車1台分ほどの狭い道だ。
それなのに水牛はかなりの大きさがある車(20人乗り)を
民家の石垣にこすることなく器用に曲がっていく。
さらに仕事前は、自ら角に車を引っ掛けて準備するそうだ。
思った以上に賢い動物らしい。

沖縄032.jpg  沖縄033.jpg

(▲右は水牛車からの眺め)

30分ほどかけて集落を一周。
スタート地点に戻ってくると乗客は徒歩で出て行くもの、
自転車を借りるもの、土産物を見に行くものと
三々五々散っていった。
(ガイドに三線について質問している女性も)
仕事を終えた水牛はガイドに引かれて休憩場所に移動。
ホースで水をかけてもらっていた。

沖縄034.jpg

(▲お疲れさまです)

【次回に続く】
日程:2005.10.3(月)〜10.5(水)
宿泊:ビーチホテルサンシャイン

【第2日目の続き】

御神崎を出発し、しばらく舗装された道を走る。
周囲に街灯はない。
車を止めライトを消すと、辺りは右も左も分からないほど真っ暗!
両脇は森になっていて、車1台やっと通れるほどの横道がある。
そのうちの1つに入ると車体をガタガタ揺らしながら
さらに進んでいった。
小石だらけの道で、何度か大きく揺れる。
こんな所で車が故障したらどうしようと不安になったが
そこは地元民、慣れた運転さばきはさすが。
途中で道を横切るセダカヘビを発見!
石垣に来て初めて見るヘビである。

やがて開けた場所に出た。
展望台だ!!
ここは恒常的に人が少なく、穴場スポットだという話。
この日も誰もいない。

展望台に上ると眼下に市街地の夜景が広がっていた。
そこだけ光が集中してとても明るい。
だが振り返ると…何も見えない!!
すべてが黒。
闇に目を慣らしても、ぼんやり木の陰が見えるだけだ。
前を向くと遠くに光の集団。
後ろは闇。
ガイドの話では島の人口の7割が市街地に集中しているという。

すぐ下の草原ではホタルが光を放っている。
その外は地形がどうなっているのかすら判別できない。
あちこちからアオバズクやリュウキュウカジカガエルの声が聞こえた。
この暗闇の中でたくさんの生物が活動しているらしい。
もちろんアオバズクの餌となる小動物や、
カジカガエルを狙うヘビもたくさん出てきているのだろう。
私の目では存在を捉えることは出来ないが。

背後の真っ黒な森の上は星空。
やはり空気が違うのか、強い光の星たちが
間近に迫ってくるよう。
夜の森はとても賑やかで、改めて夜行性生物たちの存在を感じる。

ホテルロビーまで送ってもらい、9:00頃ツアー終了。
料金分以上の内容に大満足!!!

一休みした後、テラスで食事。
ここの料理はとても美味しいのでつい食べ過ぎてしまう。
部屋へ戻りがてら前庭のチェック。
この日は4匹のオオヒキを見つけた。

沖縄025.jpg  沖縄026.jpg  沖縄027.jpg

(▲この仏頂面が最高!これがヒキの魅力)

置物のように鎮座しているので捕まえようとすると
ぴょんぴょん跳んで逃げる。
ヒキといえば歩くものと思っていたのでビックリ。
しかも結構早い。
ひとしきりカエルを追ったあと、コインランドリー、自販機と
ヤモリコースを回る。
ここにも昨夜のようにたくさん集まっていた。

沖縄028.jpg

(▲変な虫見つけた)

沖縄029.jpg  沖縄030.jpg

(▲ホテル周辺にたくさんいるヤモリ。右側のはおなかが大きい)

11:00コインランドリーに入れておいた洗濯物を取りに行った。
その帰りにもオオヒキ発見。
ここの庭はオオヒキ天国だなあ。
考えてみれば適度に灯りがつき、虫がたくさんいるうえに
人のいる場所なのでヘビなどの外敵が侵入しにくい。
こんないい住処はないだろう。
それなのに他のヒキ類をまったく見かけない。
棲み分けているのか、それとも…

オオヒキの帰化問題を考えながら床についた。

●今日出会った生物

木の上のトカゲ、森の中のヤモリ、各種チョウ、
湿地のカエル、イモムシ、カメムシ、コオロギ、
セミ、オカヤドカリ、浜辺のカニ、ヤエヤマオオコウモリ、
巨大クモ、ヤシガニ、ホタル、御神崎のヤモリ、
セダカヘビ、オオヒキガエル、その他昆虫

【次回に続く】
◆今日のレオナはすごかった!
私がパソコンを使っていたら、視界の端にぽつんと立つ
レオナが映った。
おお、これはっっ!
レオナが餌を求めているに違いない。

最近この時間になるとレオナが外に出てくる。
その時餌をやると必ず食べるので
機会を逃さず与えなければならない。
なにしろレオナは産卵を控えた身。
過去の産卵で痩せてしまったこともあり、
本人に食べる気があるならもういいと言うまで
食べさせないと。

◆そこで急いでハニーワームを用意。
釣り餌として30匹使ってしまったのと、
この頃続々羽化しているのとで、
だいぶ数が減ってしまい、
掘り出すのに一苦労。
なんとか4匹見つけて念入りにカルシウムをまぶしてから
レオナより少し離れた場所に落としてみた。

いやもう、とてもレオナとは思えない反応でしたね!
このノリはコツブかヒッキーかイエアメか…
とにかくすぐ見つけ、すぐ近寄り、すぐ食いつく。
それも目の色を変えて激しい勢いで。
4匹すぐなくなり、慌てて追加するほど。
結局7匹食べてしまった。
太目のワームばかりだったので
結構おなかいっぱいになったんじゃないかな。

明日出てきたらまたやらなきゃ。
夜11:00以降は要チェックですね。

◆ワームケースから成虫が5匹見つかったので
ヒルヤモリケージに入れておいた。
入り口付近にメスがへばりついていたため
戸をとんとん叩いて奥へ逃がしてから開けた。
入れた瞬間から狙いをつけて、1匹食べるのを目撃。
2匹は羽を咥えてしまい、暴れた成虫に逃げられた。
ハニー成虫の羽はもろいね。
ピンセットでつまんでもよく敗れてしまう。
昨日はデブでないほうのオスが狩っているのを見た。
◆レオコを連れて病院に行ってきた。
去年春、レオコが拒食したときにも連れていったところ。
午前中に予約の電話を入れ、15:00頃出発。

電車を乗り継ぎ病院に着く。
待合室にいたのは犬ばっかりだ。
レオコは昨日までテヅ2号がいたプラケに入っている。
プラケは釣り用保温バッグの中なので
外からレオコの姿は見えない。

やがて名前が呼ばれ、レオコの診察が始まった。
まず小さな量りで体重測定。
ここで先生にレオコの体型を誉められる。
ヤモリとしてはベストな大きさで、
素晴らしいですよと言われたのだが、
こちらは卵詰まりでおなかが膨らんでると思っていたので
狐につままれた気分だ。

その後おなかを光で透かしたり、
指で軽くもんだりの診察。
病院内部からスタッフの女性が2名出てきて
ガラス越しにレオコをじっと観察している。
ヤモリの患者は珍しいのだろうか。
餌や年齢についての質問をされたあと、
レントゲンを撮るというので
私だけ待合室に戻った。

◆10分程たった頃、再び呼ばれる。
壁にはレオコの小さな写真がかかっていた。
うわー見事な骨格…(当たり前)

結論から言うと、レオコは抱卵していなかった。
卵のおおもととなるもの(名称は忘れた)が
できている可能性はあっても、
そこから成長した卵はなし。
つまり産卵しなくて当然であって、
今騒ぐ段階ではないということだった。

レオコの太いおなかに詰まっていたのは
卵ではなく、ヤモリ肉だったのだ…!!

しかし肥満でもなく、これぐらいがちょうどいいとの事。
レオコは患者どころか、健康優良児であることが証明された。

れおぱ010.jpg

【丸々としたレオコ】
これが理想的な体型だそうですよ。

◆レオコをプラケに戻し、待合室で会計待ち。
となりに座っていた年配の女性が興味深げに
「それ、猫ですか?」と話しかけてきた。
小さな保温バッグに入れられているので
子猫か何かだと思ったのだろう。

「いえ、ヤモリです」と答えると、
その女性も、横からこれまた興味津々で見ていた娘さんも
一気に失望の顔色となった。
何もそんな露骨にがっかりしなくても…
母親が「ずいぶん小さいから何かと思って」と
ちょっと言い訳っぽく話し、娘は完全に興味を失って
前を向いてしまった。

もちろん「えーっヤモリ?どんなのか見せて」という
反応など望むべくもない。
「嫌い」というより「どうでもいい」という感じだった。
まあ分かっちゃいるけど、こういう反応は寂しいので
なるべく動物病院では話しかけられたくないですね!

レントゲン代で4000円。
安心が買えたと思えば安いものだ。
と、思うことにする。

◆帰宅後すぐレオコをケージに戻す。
今は大タッパの中でくったりしている。
2時間の長旅で疲れたんだろう。

ところで全然関係ないが、コツブが脱皮している。
新シェルターから頭を出したり引っ込めたりしているので
何かと思ったら、どうも脱ぎ始めたようだ。
入り口に顔をこすりつけ、顎から垂れ下がった皮を前足で踏んで
器用に剥がしていく。

しばらく観察していたら、隣のケージで
レオナがぽつんと立っているのを見た。
もういかにも「餌を待ってます」という風情だったので
急いでハニーワームを用意、
アドバイスどおりちょっと離れた所に落としてみた。
すると「ん?ん?」という顔で近寄っていくと、
すぐさま食いつくレオナ!
この調子で4匹たいらげ、意気揚々とシェルターに
引き揚げていった。

残りのワームをレオコにやったら、
こちらも旺盛な食欲で3匹食べた。
1匹余ってしまったのでヒッキーケージに投げ込む。
いつも処理係ありがとう。
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